やりがいも、楽しみも。添乗看護師の求人を探そう!
連日のように続く残業や夜勤、そんな激務はもう無理!
だけど看護師の資格を活かして働きたい……いま、そういったジレンマを抱えている看護師の方が非常に多いです。
そんな悩みを抱えている看護師の方にご提案したいのが「看護師=病院」という固定観念にしばられずに、「もっと自由に働きませんか?」ということ。
「プライベートの時間も充実させながら仕事もしたい!」そんな贅沢な悩みが叶えらる働き方です。
●看護師の資格を活かして働きませんか?
厚生労働省の調べによると、平成24年時点で約71万人もの潜在看護師が存在しています。看護師の資格を持っていながら、それを活かすことなく暮らしている人がいかに多いか、ということをまざまざと示しているデータです。
同調査によると、看護の現場を離れることになった理由で最も多いのが「出産・育児のため」で22.1%。「その他」19.7%、「結婚のため」17.7%と続いています。
「その他」はさておき、出産・育児や結婚といった退職理由から見えてくるのは「自分の好きなように働いていた頃と同じ勤務条件では働けなくなった」という切実な思い。女性はライフステージの変化とともに、働き方や生き方の変化を余儀なくされます。
そういった背景から、現場を離れざるを得ない看護師が大勢います。子育てや介護などが落ち着いてまた看護の仕事に就こうと思っても、もとのような激務の続く生活に戻ることは難しいでしょう。
しかしせっかく努力して取得した看護師免許。できればそれを活かして働きたい、と考えている潜在看護師は多いはずです。一生懸命に勉強して入った看護学校、遊ぶ暇もなく課題や実習に取り組んだ日々、その苦労を思うと、眠らせておくにはもったいないですよね。
●激務はイヤ!ゆとりを持って働きたいという本音
とはいえ看護師の仕事はとにかく激務。ブラック企業もビックリの休日の少なさ、連続での夜勤、定時なんてあってないような残業勤務などのほか、いつ呼び出しがかかるかもわからない待機中のストレスや、女性の多い職場にありがちな人間関係の複雑さなどなど……。
細かく挙げればキリがないほどハードワークなのが看護師の仕事。仕事自体はやりがいもあって好きだけれど、これではとても長く働けないですよね。
では看護師の資格を活かしつつ、もっとゆとりをもって働きたい!という希望を叶える職場ってないのでしょうか?そんな看護師さんの本音に応えるお仕事をご提案します。
仕事の組み合わせで賢く働く
先ほどの厚生労働省の調査では、150万人ほどの看護職員のうち病院で働いているのが6割、診療所で働いているのが2割という結果が出ています。診療所も広義では病院とするのであれば、看護師全体の8割ほどが病院で働いているという状況です。
このため「看護師=病院で働く」という考え方が一般的になっていますが、実際には看護師を必要としているのは病院だけではありません。
たとえば訪問看護や健診の仕事は、病院など一つの場所にとらわれることなく働くことができます。しかも必ずしもフルタイムで勤務する必要もありません。極端な表現をすれば、好きなときに好きな場所で働くことができるのです。
時短で働く、パートタイムで働くといえば、病院内で配置転換をしてもらったり夜勤を免除してもらったりといったケースが多いですが、常勤での看護師にしわ寄せがいって厄介者扱いされたり、配慮が足りずにプライベートに支障をきたしたりと、現実には難しい問題も多くあります。
こういった悩みから抜け出すためにも「看護師=病院で働く」という思い込みを、一度頭から取り払って考える必要があります。一つの病院で働き続けることだけが、看護師の生きる道ではありません。さまざまな仕事を組み合わせて、時間を効率的に使いながら賢く働く。そういったフレキシブルな姿勢こそが大切なのではないでしょうか。
旅や人との交流を楽しみながら働ける「添乗看護師」
病院外での働き方の一つとして「添乗看護師」をご紹介します。
添乗看護師は別名「ツアーナース」とも呼ばれ、その名の通り団体旅行などに付き添って行動をともにする看護師のことをいいます。主な仕事内容としては修学旅行への同行、他にもスポーツクラブの強化合宿や高齢者向けのツアーなど。
あまり一般的には知られていない職業ですが、旅行好きの看護師の間では昔から人気の高い、穴場的な仕事なんですよ。
具体的な仕事は何をするか
添乗看護師は主に、団体旅行の付き添い看護師として同行します。旅行中の健康管理や、突発的なケガ・病気に対するサポートが主な業務内容です。
バスに乗ればバス酔いする人も出るでしょうし、慣れない旅先の環境で体調を崩す人もいるでしょう。修学旅行先ではハメを外して思わぬケガをする生徒がいますし、高齢者が多いツアーではよりきめ細やかな配慮やケアが必要になります。
旅行に参加するすべての人の安全と健康を守る、それが添乗看護師の仕事です。
拘束時間はどれくらい?
旅行の日程によってまちまちですが、修学旅行なら3泊4日か4泊5日がほとんどです。ちょっとしたスポーツ合宿なんかは1泊2日くらいの短い日程で済むので、土日を使ってほんのおこづかい稼ぎをしたいという人にぴったりですね。
時間についてはその日の状況によって変わってきます。病人が出ればそのケアをしなければならないので、24時間体制での看護が必要になる場合もあります。ケガをした人がいればすばやく的確な判断をし、状況によっては医師に見せるために病院へと付き添う必要もあるでしょう。
気になるお給料はどれくらい?
相場としては1日あたり10,000円~15,000円程度のことが多いようですが、求人案件によって違いがありますので、参考程度にとどめておいてください。
金額を安いと感じるか高いと感じるかは、個人の感覚やそのときの状況にもよりますから一概には言えませんが、おいしい食事がついてきたり、観光スポットに同行できたり、子ども達と触れ合う機会が持てたりするのは、お金以上の価値があると言えるでしょう。
大変なことやデメリットはある?
繁忙期と閑散期の差が大きく不安定な求人
添乗の仕事は主に修学旅行が中心です。時期的には、過ごしやすい春や秋に求人が集中します。繁忙期であれば月に3、4回添乗することも可能なので、そこそこまとまった収入を得ることができますよね。
しかし真夏や真冬といった閑散期には修学旅行なんてあるはずもなく、その他の団体旅行の求人もガクッと減ります。このように添乗看護師には、収入において不安定という側面があるのですが、この不安定要素も仕事の組み合わせによって解決することができますね。
添乗の求人が増える時期にはそちらに力を入れ、閑散期には他の仕事を多く入れるようにしていけば、時間を効率的に使った理想的な働き方が実現できます。
責任や判断力がシビアに問われる
お仕事ついでに旅行も楽しめる、と聞くとまるで夢のような話ですが、時には難しい場面に立たされることもあります。
添乗看護師は基本的に一名のみ。つまり旅行中に何かあった場合、すべてがその看護師の肩にかかってくるといっても過言ではないのです。状況を立体的に見て瞬時に的確な判断をしなければならない、そんな緊迫した状況になるかもしれません。
だからこそやりがいがあって、新たなスキルや視点を養うことができるんです。看護師としての成長にも繋がりますよ。添乗看護師の求人が人気で、いつもすぐに埋まってしまうのは「旅行に行くみたいで楽しい」といった単純な理由ばかりではないのでしょう。
コミュニケーション能力が必要
添乗看護師の仕事は、旅行の前から始まっています。たとえば修学旅行の場合は、旅行前に引率の先生との事前打ち合わせの場が持たれることがほとんどです。
ここで、生徒の中に病気を持った子がいないか、薬を飲ませる必要はあるか、旅行にあたって気になることはないかなどを確認しておきます。旅行中も、先生と随時コミュニケーションを取りながら、問題なく最終日を迎えることができるように協力する必要があります。
また子ども達とのコミュニケーションも大切です。小さなことでも相談してもらえる雰囲気作りをしておくことによって、大きなケガや病気に対して未然に対処することもできるでしょう。
添乗看護師には高いコミュニケーションスキルも求められる、ということを覚えておいてください。
希望に合った求人を見つけるコツは
さて実際に添乗看護師の求人を探そうと思っても、ハローワークはおろか求人サイトでもなかなか見つけることができません。
添乗の求人は数が少なく、看護師の就職や転職に特化した求人サイトであってもなかなかお目にかかることはできないのです。運良く見つけても、人気が高い仕事のためすぐに埋まってしまうことも多いんですよ。
数ある求人サイトの中でも、添乗看護師の仕事を多く扱っている会社があります。それが「MCナースネット」です。MCナースネットには添乗看護師の仕事の他にも、単発で働けるさまざまな仕事が用意されています。仕事と仕事を組み合わせて働くにはうってつけの求人サイトなんですよ。
添乗看護師の求人を持っている3社
1.MCナースネット
2000年に慈恵医大卒の医師によって設立された看護師向け就職・転職支援サービスであるMCナースネットは、株式会社メディカル・コンシェルジュが運営しています。看護師向け求人サイトは多くありますが、MCナースネットの特色はそのバラエティに富んだ求人内容です。
求人サイトに掲載されている案件の中で、圧倒的にシェアを占めるのが病院への就職や転職です。しかしMCナースネットの場合は大きく異なります。サイト内を見れば一目瞭然ですが、じつにさまざまな種類の求人がトップページ内にぎゅっと詰め込まれているんです。
これはMCナースネットの運営理念である「医療現場で活躍されている人の自己実現を支える」というところに繋がっているのだと思います。医療に携わる人達のそれぞれが、自分の生活を充実させながらいきいきと仕事ができる環境。それこそがMCナースネットのめざす理想なのです。
トップページの中で特に大きく紹介されているのが添乗看護師(ツアーナース)の特集ページです。添乗看護師という仕事に興味を持たれた方は、ぜひ登録しておくことをおすすめします。
先ほども述べた通り、添乗の仕事は非常に人気が高く、うかうかしているとあっという間に埋まってしまいます。それを防ぐためにも、あらかじめ登録を済ませておき、情報をよくチェックしておくことが大切なんですよ。
ちなみに数は多くありませんが、他の就職・転職サイトでも添乗の求人が出ることがあります。公開されている求人以外にも非公開情報はたくさんありますので、なるべく多くのサイトへ登録して、コンサルタントへ希望を伝えておくことが大切です。
2.マイナビ看護師
「マイナビ看護師」は日本で最大級の看護師向け転職サイトです。運営元はマイナビ社。言わずと知れた就活サイト「マイナビ」を運営している会社です。全国の求人を網羅しており、利用者満足度が非常に高いのはさすが大手といったところ。サイトに掲載されない非公開求人も多数あり、添乗の仕事を紹介してもらうこともできるでしょう。
3.看護のお仕事
看護のお仕事では看護師の本音や、役立つ情報を配信しているサイトだけあって、きめ細やかな配慮と的確なアドバイスが受けられます。求人数は全国12万件以上。ネットには載っていない非公開求人も多数あるので、希望に合った仕事がきっと見つかります!
まとめ
添乗看護師の仕事についておさらいしておきましょう。
・あらかじめ決まった日程でメリハリをつけた働き方ができる
・単発の仕事を組み合わせることで、時間を効率的に使える
・さまざまな状況に対応する技術や知識がつく
・観光スポットへ行ける、子どもと触れ合う機会があるなど楽しみがある
一つでも「いいかも♪」と思ったものがあれば、添乗看護師は非常におすすめできる仕事です。転職サイト内では実際にどのような求人があるのかを見ることができますし、その他にも非公開求人が多数あります。
もう一度看護師として人の役に立ちたい、やりがいを感じたいあなた。病院以外にも活躍の場は広がっています。添乗の仕事もその中の一つです。少しだけ勇気を出して、チャレンジしてみませんか?
登録はもちろん無料です。ぜひチェックしてみてくださいね。
<参考>日本看護協会
尾身さんを応援しています。
尾身茂:https://www.instagram.com/omi.shigeru/?hl=ja
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