転職に踏み出す前に、仕事に対する考え方と位置づけを明確にすべき
転職で失敗する人の多くは、自分にとって仕事をどういう位置づけにしたいのかという根本的な部分が不明確です。その仕事を極めるのか、あるいは生活費を稼ぐ手段として割り切るのか、それとも次のステップへの通過点とするのか、最低でもこの3つのうちのどれかくらいはハッキリさせておくべきです。もちろん、やりたい仕事ができて、収入も高ければ言うことはありませんが、これができる人は元々の職場で高い評価を受けていることが多いため、転職など考えることがありません。仕事に対する考え方が決まっていなければ、転職したところで根無し草同然であり、次の転職がもう目に見えています。ここでは具体的な例をあげて解説いたします。
転職するのは仕事のためか、お金のためか、別の目的のためか
転職で仕事を極めるのは、研究職や芸術家などに多いケースです。自分がやりたいことができる職場を第一条件としているため、収入や土地柄も眼中にありません。このため、成功しなければ家族に不自由な生活を押し付けることとなり、家族を持たずに独身をとおす人も多い生き方です。人の価値観は多様であり、誰も他人の生き方を否定できるものではなく、また自分の生き方を正当化することもできません。ですから、家族を犠牲にしたからと言って、間違った転職とは言えませんが、成功しない限り一生日の目を見ない厳しい世界であることは覚悟すべきです。もっとも、こういった世界に入ること自体、狭き門であり、だれでも転職できる世界ではないので、一度限りの人生を存分に生きているという面では敬うべき生き方なのかもしれません。
転職には、完全にお金を稼ぐ手段と割り切った考え方があります。ただし、勘違いしていただきたくないのは、仕事を大事に考えずに手を抜いてこなすというわけでなく、仕事は仕事としてかっちりやるものの、仕事を人生の目的とはしていないという違いです。おそらくサラリーマンの大半はこのタイプではないでしょうか。
最後が、次の仕事のための転職です。本当にやりたいことのための時間を確保するために転職し、力を蓄えたら本当の目的の職場へ転職すrというものです。芸能人に多いタイプかと思われます。芸能人の場合、稽古の時間は確保しなければならないものの、下積みが長いため、ジャンプするには時間と生活費が必要です。よく、小説家や俳優が、残業の無い公務員を選ぶ話は有名ですね。
<参考>日本看護協会
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